ヲタクに恋は難しい第5話(後編)のあらすじとネタバレ考察

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「ヲタクに恋は難しい第5話」(後編)のあらすじとネタバレです

あらすじ

樺倉と小柳のケンカの中で、小柳のこぼしたある一言が成海の胸に重く残ってしまう

それは成海が心の奥底に感じる不安と一緒のものだった

ケンカも無事に収まりお店を出た4人はそれぞれの組に分かれ家路につく

途中、成海は心に残ったモヤモヤを払拭すべく宏嵩に思いを話した

「宏嵩も妥協してくれてるよね」

話し終わって自分に区切りをつけようとしている成海に、宏嵩は意を決して告白する

 

今回は小柳と樺倉の関係から宏嵩と成海が抱えるそれぞれの思いに発展していきます

2人は思いがつながる重要な物語です。

ネタバレ

ここからは第5話のネタバレが含まれます

内容は自分で知りたいっ!という方は読み飛ばして下さい

 

【修羅場】

ここで樺倉が姿を現した

「代わる。二藤と飲み直しててくれ ありがとな」

 

樺倉は泣き止んだ小柳のことを見つめた

 

 

 

成海はその場を離れ席に戻った…フリをして廊下の曲がり角で聞き耳を立てていた。

 

そこに宏嵩が現れ連れ戻そうとする

 

「おいやめろ!もしケンカしたらどうすんの!今いいとこだろうが!」

 

 

ねばる成海に一言

 

「野暮はよそうぜ 成海どん」

 

成海は根っからの腐女子だった

 

 

 

小柳に樺倉が話しかける

「お前はほんと…酒が入るとめんどくささに拍車がかかるな」

「後で謝っとけよ 2人に気ぃ使わせたんだぞ?」

 

ややふてくされ気味に聞く

「…聞いてたんでしょ?どうなのよ?」

 

 

樺倉は包み隠さず答えた

 

「…そうだな お前より楽でかわいいヲタク女 探せばゴマンといるだろうぜ」

「ついでに胸も大きい女」

 

 

 

「あっそう‼︎じゃあとっとと探しに行けば…」

 

やっぱり我慢できなかった小柳が叩こうと振り上げた手を、樺倉は掴み止め、顔を近づけ言い放った

 

「やっとこっち見たな?ブース」

【優しくない人】

「…なによ すぐブスって言うくせに」

 

「めんどくさいって言うくせに」

 

「優しい言葉は1つも言えないくせに」

 

「…クソが…」

 

 

「はいはい 聞こえてんぞ」

樺倉は小柳を抱きしめ、全ての言葉を受け止めながら頭をなでる

 

この2人にとってケンカは愛情を深める儀式のようなもののようだった

 

 

儀式も終わり席に戻った小柳と樺倉は成海の異状に気付いた

 

「…おい」

「何でお前まで目腫らしてんだよ 桃瀬」

 

答えられない成海に変わって優等生の宏嵩が答える

「はい!先生 僕は止めました」

 

 

成海は腐女子の意地を貫き通し、最後まで聞き逃さなかった

【妥協】

お店を出るとそれぞれのカップルに分かれ家路につく

 

成海は歩きながら小柳がこぼした言葉を考えていた

 

宏嵩は大人しい成海が気になり「どうしたの?」と話しかけた

 

 

「あ うん いやー」

 

「私さぁ 前の彼氏もその前も、1番最初もそうだったなぁ」

 

 

「ヲタクが原因でフラれたんだよね」

 

成海は少しためらったが宏嵩に話し始めた

 

「今までがそんなだったからさ、今がすごい楽 ヲタクを隠さなくていいんだもん」

 

「でもやっぱり、理想の男性とは違うんだよねー お互いのヲタクってことで少なからず妥協してるとこあると思うし」

 

 

「…まぁ そうだな 妥協がないと言えば嘘になる」

宏嵩は成海の一点を見つめて言った

 

 

 

「お前 今さぁ…」

「見てません」

 

「どこ見て言った?」

「見てません」

 

「貧乳は今関係ないんで」

宏嵩はさらりと言ってみた

 

 

 

 

「貴様ぁぁあああああ‼︎」

宏嵩の妥協はとても大きな決断だった

【告白】

「つまり何が言いたいの?」

 

「…だからぁ 宏嵩も本当は普通の女の子がよかったのかなって…ちょっとだけ思っただけですー」

「はい おしまい 帰んぞ!」

 

 

成海は宏嵩の妥協に少しふてくされながらも、話をした自分に区切りをつけようとしていた

 

 

ふいに宏嵩は成海の手をつなぎ、一言一言丁寧に話し始める

 

 

「ヲタクだから 楽だから そんな理由で一緒にいるんじゃなくて」

 

「好きなことしてるときの成海が大好きなので」

 

「まぁ俺はそんなカンジだから、難しく考えなくていいよ」

 

 

宏嵩は目線は逸らしながらも最後まで今の思いを伝えた

 

 

 

「宏嵩」

「お前 私のこと好きだったのか…」

成海は今まで実感がなかったため気付いていなかった

 

 

宏嵩はつないだ手を投げ捨てた

「あ やっぱ前言撤回 もうちょっと考えてしゃべってほしい」

 

成海はニヤけて宏嵩をからかう

「ププッ だって今までそういうことちゃんとは…あ、もしかして前に『しまらない告白だった』って言われたことを気にして」

 

「ねーよ バーカ」

 

「バーカ」

 

からかわれて完全にシラけた宏嵩は悪態をついた

 

ただ、楽しそうに顔を押さえて笑う成海を見て宏嵩も堪えきれずに笑った

 

「このままゲーセンでもどうよ?」

「西口でおk?」

 

再び2人は手をつないで西口へ向けて歩き出した

第1巻


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