ヲタクに恋は難しい第4話(後編)のあらすじとネタバレ考察

「ヲタクに恋は難しい第4話」(後編)のあらすじとネタバレです。

あらすじ

成海は宏嵩を男として意識してしまい、1人緊張していたところになぜか花ちゃんと樺倉先輩が登場。

2人だけのお泊まり会ではなかったことを知りホッとする成海。

その後、みんなでゲームで盛り上がる中、少し酔った花ちゃんがお宝(エロ本)探しを提案!

お宝探しの中で成海は宏嵩との思い出のおもちゃを発見。

思い出話の中で宏嵩を傷つけてしまった成海は宏嵩に殴ってと提案。

承諾した宏嵩は成海の胸ぐらを掴み右手を振り上げた。

歯をくいしばる成海。

このあと宏嵩は予想外の行動に!

という話です。

ちょっとスリリングな展開ですが、どのような着地点を迎えるのでしょうか?

ネタバレ

ここからは第4話のネタバレが含まれます。

内容は自分で知りたいっ!という方は読み飛ばして下さい。

【挑戦】

白熱するマリカーバトルで圧倒的勝利を収めた宏嵩は、一息ついてお風呂に入ろうとする。

成海と樺倉の勝負を見ていた花ちゃんは、宏嵩に尋ねた。

「ねぇ 二藤君。そっちは寝室?」

「そっすね」

「お宝(エロ本)探ししてもいい?」

 

いきなりのぶっ込みにゲーム中の樺倉が「いいわけねえだろ!」と花ちゃんを止める。

 

が、「いっすよ」と宏嵩は即答

 

樺倉と成海は思わずツッコんだ

「いいんだ⁉︎」

「怖いもんなしか お前は」

 

宏嵩は風呂場に消えていった

【攻略済み】

お宝探しに興味津々な花ちゃんと成海は樺倉も一緒にと誘うが、樺倉は断固拒否する。

「悪いが、同じ男としてそれはできない」

 

「寝てろ腰抜け」と吐き捨てた花ちゃんは成海を誘ってお宝探しに向かった。

 

成海へ樺倉から忠告

「なんかされそうになったら呼べよ?そいつちょっと酔ってるから」

 

お宝探しは花ちゃんの陣頭指揮のもと始まった

花「じゃあまずベッドの下ね」

成海「定番っすね」

 

花「マットレスの裏にはない?」

成海「ないです隊長!」

 

花「なら次はクローゼット オフシーズンの服の間とか」

成海「ないです隊長!」

 

花「雑誌が入りそうな大きさの箱とか特に怪しいわ」

成海「ないです隊長!」

 

ここにきて、部屋の外でやり取りを聞いていた樺倉に不安がよぎった

「はn 小柳⁉︎ おま」

「お前まさか俺の部屋でも宝探し…」

 

小柳隊長により樺倉家のお宝は発掘されていたようである。

【バグじゃなくて⁉︎】

お宝探しを進めるが一向に見つかる気配がないため発掘は一時中断した

ここで小柳隊長はミッションが難航する原因について考察した

「そもそも私、二藤君の考えが読めないのよね」

「性格がよくわからないから隠し場所の見当もつかないわ」

 

そこに樺倉が現れ補足

「あいつ顔に出ねーからな」

 

すかさず一言

花「お前と違ってな」

樺倉「お前もな」

 

相変わらずの犬猿の仲っぷりを発揮する2人

 

「何も考えてないのが宏嵩だから、あんがい普通に本棚にならんでたりして!」

成海は2人をたしなめつつ本棚を探す

 

そこに花ちゃんが質問

「なると二藤君は幼馴染だったっけ?」

 

「そーなの 小中と学校が一緒だったんだよー」

「めったに笑わない無愛想な男だけど感情がないわけじゃなくてね。」

「あれでも2人が来てくれてめちゃくちゃよろこんでるから」

と成海だけが知っている宏嵩の性格を話すと、花ちゃんと樺倉は同時に衝撃を受けた

 

 

「笑うの⁉︎」かと

【気に食わん】

まったく見つかる気配のないお宝探しに樺倉はメドをつけようとした。

「もういいだろ。見つからないってことはモノがないってことだろ?」

 

「ありえない」

 

小柳隊長は諦めなかった

「いかにデジタル化が進んだとしても紙媒体の娯楽文化は衰退しない!」

「情緒を重んじる日本人の象徴ともいえる私たち『ヲタク』という人種がエロ本を1つも所持していないなんておかしいでしょ!」

 

理路整然として正論ぽく聞こえるが内容は薄い

 

「おかしくなってるのはお前だよ‼︎」

樺倉は冷静にツッコんだ

 

 

「日本の心を私たちは忘れてはいけないのよ‼︎」

「わかった。お前眠たいんだろ⁉︎」

 

 

遠くに聞こえる2人のやり取りをよそに、成海は本棚でエロ本を探していた

 

本棚には中段から下には本 上段には女性キャラのフィギュアが飾られている

 

フィギュアと自分を比べて、成海は不機嫌になった

 

 

 

 

どのフィギュアも胸が大きかった

【デュエル世代】

気を取り直して探す場所を変えた成海は、小箱の中から懐かしいカードゲームを見つけた

 

「おぉ〜!これは…」

「昔懐かしのおもちゃにカードゲーム!」

「よくルール知りもしないて交換やバトルしまくったな〜」

「まさに思い出の宝石箱やぁ〜ッハッハァ!」

 

 

 

「ホントだ 超懐かしい!」

 

 

突然の声にビクッとする成海

 

懐かしさのあまり1人テンションがあがってしまった成海は宏嵩の存在にまったく気が付かなかった。

 

「あれ 宏嵩⁉︎」

「花ちゃんと先輩は?」

 

「ダイニング探しに行った」

 

知らない間に他の2人もいなくなっていた

 

「そっか…てか風呂早くない⁉︎」

「まだ3ページしか経ってないよ⁉︎」

作者の都合を持ち出す成海

 

「そう?俺、シャワー派なもんで」

「今のページ数の話は聞かなかったことにしておこう」

 

作者に気を使う大人な宏嵩

 

「いやーでもほんと懐かしー。私も友達のマネして集めてたけど、どこやったか覚えてないや」

「しかし宏嵩は昔から宏嵩だったというか。手持ち全部強キャラばっか さすがですな〜」

宏嵩のカードを見て褒める成海

 

そんな成海に宏嵩は寂しさを浮かべて説明した。

 

「それさ 交換したやつ」

 

「俺があげたのは雑魚キャラだったんだけど、強いよりもかわいいのが欲しいからいいんだって」

 

「たぶん それが最初(きっかけ)」

【フラグが死亡フラグになって帰ってきた】

成海は思い出した

 

小学生の頃、教室で1人で座っていた宏嵩にデュエルモンスターのキャラエンピツを交換しようと話しかけたことを

 

そして今日、バスの中で話した一言

 

「いつの間にか仲良くなってたっていうか」

 

 

自分から宏嵩に話しかけたことをすっかり忘れていたのに、宏嵩は今でも初めて話した時のことを覚えていた

 

成海は自分の情けなさと宏嵩をないがしろにしてたことの申し訳なさで思わず涙が流れた

 

 

 

パサッ

宏嵩は泣いている成海の頭にタオルを掛けた

 

ワシャシャシャシャ

 

 

「な なん ですか…やめろぉ…」

 

成海が声を発したのを聞いてから宏嵩は切り出した

 

「まぁ、アレだ」

「成海は俺と違って 友達も趣味も昔から多かったし。大事なものがほかにもたくさんあったんだから」

 

「覚えてなくても仕方ないよ」

【飲み込みが早い】

「私 宏嵩とはフェアでいたいの」

宏嵩の言葉を聞いた成海はケジメをつけようと思いを伝えたが、宏嵩にはうまく伝わらなかった

「ごめん 何言ってんのかわかんない」

 

成海は今の思いを必死に伝えた

 

「宏嵩にだけは飾ったり我慢したりしたくないし、して欲しくもないの!」

 

「なのに、仕方がないって諦められると寂しいっていうか悔しいじゃん」

 

「もしちょっとでも私のことひどい奴だと思ってるなら我慢しないで1発殴ってくれていいから!」

 

 

 

「わかった」

 

 

最後のワンフレーズは宏嵩にまっすぐ届いたようだ

 

 

成海は届きすぎた思いを少し後悔した

が、宏嵩の眼はまっすぐ成海を突き刺すように直視している

もう手遅れだ

 

 

成海は腹をくくった

「…オーケー わかった。いいよ やるがいいよ」

「別に…宏嵩ごときの1発なんぞ 蚊に刺されたほどのダメージだしマジで…いやむしろ蚊の方がいくらか強いし…」

 

宏嵩は成海の胸ぐらを掴み右手を振り上げた

 

「あ!でもさぁ!6…いや4割くらいのチカラに抑えたほうがいいと思うよ⁉︎」

「ほら手首痛めたらゲームするときに支障がd」

 

早口にまくし立てる成海に宏嵩は見下ろしたままつぶやく

「成海 口 閉じたほうがいいよ」

 

「はいっ!!!!」

 

宏嵩の本気に観念した成海は歯をくいしばり目を閉じた

 

 

…何も起きない

 

 

…痛くない

 

 

 

 

…唇に何かが触れた

 

 

恐る恐る目を開けた成海の前に宏嵩の顔があった

距離はなかった

【ダメージはフェア】

成海はつぶやく

「…なんで?」

 

 

 

「フェアでしょ?」

宏嵩は答えた

 

 

我に返った成海は、すかさず不公平(アンフェア)アタック=頭突きを発動

 

2人は頭を押さえてベットに倒れこんだ

【男の子だもん】

成海は頭を押さえながら宏嵩を蹴り蹴りする

 

宏嵩が切り出した

「成海 怒った?」

 

「いや 怒ったっていうかさー驚いたわ」

「全然そんな雰囲気じゃなかったってのもあるけど…」

「宏嵩でもキスしたいとか思うんだーって」

 

 

「…まぁ 俺も男だからね」

宏嵩は顔が見られないように背中を向けた

 

 

 

ここで成海はさっきのことを思い出した

「あ〜そうね!おっきいおっぱいが好きだもんね」

 

 

「ん?待って なんの話?」

「おい、なんで女の子のフィギュア 壁向いてんの?」

 

「おっぱい好き?」

「あたり前だろ」

 

 

成海は根にもっていた。

 

 

その後2人は花ちゃんと樺倉がケンカしていないか気になりリビングに戻ると意外に静かだった

 

ソファには樺倉が座っていて、その左肩には手をつなぎながらもたれる形で花ちゃんが眠っている

 

樺倉は静かに右手を口元にあげ人差し指を立てた

 

花ちゃんがおネムだったことを樺倉はわかっていたようだ

【避難済み】

月曜日のお昼休み

成海と宏嵩はお昼を食べていた

 

「ときに成海どん」

「なんぞな?」

 

 

「ピンクって言ってたでしょ?」

 

 

成海はパンを噴き出した

「違っ…あれは!あの日は…たまたま…」

「わ 私だって毎日ベージュなわけでは…!」

 

慌てて言い訳をしている成海をよそ目に、宏嵩はピンクのものを取り出した

 

「…あ〜 ピンクのあったんだ」

「うん あった」

 

「買ったんだ」

「うん 買った」

 

「…また行くわ」

「うん おいで」

宏嵩の手には新品のWiiリモコン(ピンク)が握られていた

 

 

その頃、樺倉はデスクで焦っていた

「なにこれ?何で俺のデスクに俺の知らないお宝(巨乳本)が?」

 

 

宏嵩はゲームで培った危機管理能力でお宝発掘を阻止していた

第1巻


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